漆喰壁

漆喰壁は強い!

調湿性能 / 結露しにくい!

微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。
空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。
また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。
(性能の限界を超えた、過度の加湿・暖房は結露お起こします。ご注意下さい。)

 

耐火性能 / 火に強い!

建築基準法第2条第9号基準に適合。
ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。
化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。
昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。

 

抗菌性能 / カビ・ダニに強い!

漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。
主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。
近年、鳥インフルエンザの際に、殺菌のためにまかれたのも漆喰と同じ石灰です。

インフルエンザウィルスの感染力を99.9%低減。

鳥インフルエンザの感染力を低減させる作用があることが、NPO法人バイオメディカルサイエンス研究所習志野実験室にて確認できました。
今回の検査は、当社オリジナル漆喰にウィルスを吸着させて行いました。
ウィルスは付着直後から不活化し、感染力は急激に減退。
回収できたウィルスが0.033%未満で99.967%低減しました。
検査開始15分後では更に顕著で、回収できたウィルスが0.000588%未満で、99.999%の低減となりました。

漆喰の解毒作用でウィルスが死滅したのか、漆喰に吸着されてしまったのかは立証できませんが、不活化して感染力が低減されることは間違いのない事実という結果ができました。

 

安全性能 / 高い安全性!

漆喰はクロスや合板と違い化学接着剤を必要とせず、それ自身が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして固まりますので、シックハウス症候群の原因の一つであるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を放出することはありません。
また、固まった漆喰の成分は炭酸カルシウムなので、人にとって最も親和性のある「食べられるくらい安全な物質」と言えます。
(固まる前の漆喰は、強アルカリ性なので食べられません。)

 

意匠性能 / 感じがいい、白い輝きと質感!

他の素材では表現できない漆喰壁の白い輝きは、漆喰が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こし、元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムの結晶となり少しずつ硬化していきます。
その白い結晶が光を乱反射し漆喰独自の白い輝きを放つのです。
漆喰壁には自然な独特の風合いと質感があります。
経年変化しても、いつまでも飽きのこない外観やインテリアを演出します。

 

防汚性能 / 汚れがつきにくい!

漆喰の成分の炭酸カルシウムは静電気を溜ない安定した物質といわれています。
その為、ほこり等が付きにくいので、汚れずその白さを長期に保てます。
また、弊社施工の老人ホームの汚物処理室でも汚れが付きにくく、臭いもほとんどしないと言う報告もうけております。

 

メンテナンス性能 / お手入れ簡単!

ちょっとした汚れは消しゴムで消すか、カッターナイフで削って消します。
また、全体に汚れた場合は薄めた漆喰をローラーなどで塗ってきれいにします。
これらはお客様ご自身で手入れすることが可能です。
新建材は、初めのうちはきれいですが、汚くなると手入れをしたところで新しく貼り替えない限り惨めさは拭いきれません。
漆喰などの天然素材は、年数を経るとそれなりになじんでくる良さがあります。